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失敗しないお庭づくり

理想の庭で寛ぐ家族と犬

​のために知っておきたい5つのこと

​①目的を一つに絞らない(ワンイシュー)

一番危険なフレーズは「子供(孫)のため・・・」

「ワンイシュー」とは目的を一つに絞ること。

お庭作りを始めるご家族のライフステージにもよりますが、

例えば・・・

「子供が遊べる芝生の庭」

「BBQができるデッキスペース」

「ビニールプールをおきたいので、土じゃない方がいい」

​お庭への要望をヒアリングする際に

よく聞く要望です。

しかし、

子供が庭で遊ぶのはいくつまでか?

(小学校低学年まで?)

週に何回、月に何回BBQするのか?(BBQセットが放置されたままのデッキや庭を見たことはありませんか?)

夏休みにビニールプールを出したのは何回ありましたか?

(真夏の土間コンクリートの熱を想像してみてください・・・)

このような質問をすると、みなさん「それもそうよね」となります。

しかし、だからといって、具体的なお庭のイメージは湧いてきません。

そのためにshino-soraでは、ガーデンイメージを引き出すためのカウンセリングを体験していただきます。

「なぜお庭を作りたいのか」

「なぜリガーデンしたいのか」。

カウンセリング後、ほとんどの場合、お庭に対しての答えが変わり、イメージが明確になってきます。

 

そして、こだわりや目的への固執や概念が外れてきます。

「ワンイシュー」のイメージに囚われたまま、ハウスメーカーや一般のアウテリアメーカーさんにお願いすれば、もちろん速やかに要望の通りに施工してくれます。

しかし、少なくない(多額の)費用をかけて作ったそのお庭は、あくまでも「限定的な年数」または「年に数回の限られた機会」にしか機能しないものになる可能性も・・・。

 

shino-soraの庭づくりは、「ヒアリングした要望に基づいて忠実に施工する」というものではありません。

お客様も気づかなかったイメージを引き出し、長く暮らす中で、どんどん愛し続けていけるお庭をご提案しています。

②作庭に最適な季節を知る

木々にストレスをかけない時期を逃さない

当たり前のことですが、木々も「生き物」ですね。

定植した木々がお庭の環境に馴染むには、十分に水や栄養素を与えて、

根や葉を伸ばしていく十分な期間が必要です。

雑木が育ってきた阿蘇の山と比べて、熊本の市街地は、3〜5度近く差があります。

一般的に、木々が定植した場所の環境に慣れるには、木々にストレスをかけないことが大事です。

例えば常緑樹でしたらまだ芽吹く前の肌寒い時期、落葉樹でしたら落葉してからの本格的に寒くなってくる時期。

木々が成長活動にエネルギーを必要としない時期に定植することで。ゆっくりと新しいお庭に馴染んでくれます。

しかし、この時期がお庭づくりのスタート時期ではありません。

申込みからヒアリング、イメージの共有、デザイン、デザイン修正、見積もり、再見積もり、雑木探し、etc.。

shino-sora gardenでは、これらの各ステップにしっかりと時間をかけます。

お客様のことを理解するためのコミュニケーションを大事にしながら。

これらの作業を経て、実際の工事に入るまでには、早くても5ヶ月、長くて10ヶ月ほどです。

​つまり、庭づくりのスタートは植栽のベストシーズンから遡ること半年程度。

なぜ、これほどの時間をかけるのか?

お庭は、家づくりの次に費用がかかるもの。

そして、長く家族が愛し続けていくものだからです。

③まずは土づくりから

​庭づくりの前に必ず確認

shino-soraでは、お庭作りのプラン作成が進む過程で、必ず土壌調査を行います。

家づくりに例えれば、新築の際に建物を建てるエリアの地盤調査をするようなものです。

軟弱な地盤の上に、どんなに立派な建物を建てても傾いたら意味がありません。

同じように、お庭にピッタリの高木を植えようとしても、土壌の状態が悪ければ、最悪の場合枯れてしまいます。

shino-sora gardenは、見た目ではわからないph値やミネラルの分布など、然るべき検査機関に依頼して、細かく数値データを確認します。

 

そのデータに合わせて、植栽時の土壌改良剤を調整。木々に心地よい土作りを行なっています。

 

時には硬い地盤改良剤が広範囲に敷き詰められ、予定していたデザインに不都合が出ることもあります。

また、水脈も確保できない為、周囲の植栽も困難になることもあります。

このような場合、思い切った土壌改良が必要です。

④ハウスメーカーに頼らない

​庭づくりで家づくりも変わります

新築の「家づくり」では、家のお引き渡し後に「庭づくり・外構」が一般的な流れです。

しかし、建物に予算を取りすぎて、庭づくりは後回しになりがちです。

それどころか、手をつけずに10年以上放置されることも・・・。

実際に建築会社の営業をしていた頃には、お庭のコンセプトやプランを考慮して「家づくり」をすることはありませんでした。

最近では、外構だけでなく庭のデザイン力を強化しているハウスメーカーも増えていますが、樹木や植栽の知識においては、やはり専門家に及ばないのが現状です。

さらに、自社施工ではなく、外構や植栽はハウスメーカーから施工業者への外注になるのがほとんどですので、見積価格にメーカーの利益が上乗せされます。

 

結局のところ、お客様の予算はできるだけ建物にかけて欲しいと思うのが、ハウスメーカーの本音でしょう。

もし、家づくりを始める前に、望む庭のデザインがあるとしたら・・・。

 ・窓の形が

 ・室内動線が

 ・間取りが

 ・家の向きが

 ・家に求めるコンセプトが変わります。

そして、家と庭がつながり、暮らし方が変わり、豊かな人生へと変容して行きます。

⑤手入れのいらない「庭」はない?

​お庭に手間をかけるのは好きですか?

お庭ができたら、どれくらい木々や草木の手入れに時間が取れそうですか?

「仕事の都合で月に1~2度」

 

「朝夕なら・・・」

 

「毎日庭いじりできる」

 

などなど、人(家)それぞれですよね。

木々が立ち並ぶ庭には、「草むしりが面倒」「掃き掃除が大変そう」というネガティブなイメージもありますが、ある程度放っておいても自然な雰囲気は保てます。

 

逆に、キレイに整地した部分や、コンクリートの隙間から伸びる雑草の方が余計に気になったり

しばらく庭に出ないことで気づけば草ボウボウの荒れた状態になっていたり・・・。

(経験から、お庭づくりをしていないお家の空きスペースほど荒れた印象です)

具体的には、それぞれの手入れができる頻度や時間を考慮して、樹種や本数、下草の量をデザインに反映させましょう。お手入れがストレスにならないように。

もし、心から望むお庭を毎日眺める生活になれば、小さなお庭の変化にもきっと気づくでしょう。

 

見たことのない小さな花、風に吹かれる落ち葉を眺めるのもまた庭の楽しみかたの一つ。

 

お庭とともにある生活に変化すると、お手入れさえも楽しみの一つに変化していきます。

(でも、ホントに苦手な人はshino-soraにご相談くださいね)

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