
歩道橋から垣間見えるお庭事情
朝夕のわんこの散歩。
大体1時間ちょっと歩きます。
ラストスパート(?)でJRの線路を跨ぐ歩道橋を上り下りするのですが、その歩道橋は分譲地に隣接してます。
階段を上りながら、見るとはなしに分譲地を見ると、隣地との境界線が目に入りました。
大体建物の外壁から境界のブロック塀まで約1メートル弱でしょうか? まあ、エコキュートが置けて、メンテナンスできるくらいのスペースしか空いてない。
そんでもって、お隣の建物の外壁までも大体そのくらいしか空いてない。
2メートル弱なんですよね、「お隣toお隣」の距離が。
都心から離れたベッドタウンの分譲地のひと区画は、大体60坪くらいでしょうか?
駐車場2台分、アプローチを広く取りたい、と考えたら、おうちの背中がわ(語彙力)を境界に限りなく近づける必要があります。
その結果が、2メートル弱の「お隣toお隣」ということ。
さらに最近は平屋がブーム。となると、ますます庭づくりのスペースなんて作るのは難しい。
「分譲地でのお庭づくり」を難しくしてるのは・・・
「お庭づくり」をプロデュースしていながら(代表から怒られそうですが)、分譲地を眺めていると、「住んでる人は「お庭づくり」って気にもならないかもなあ・・・」とも考えてしまいます。「分譲地でのお庭づくり」が難しいりゃあハウスメーカーによる、お庭作りへの妨害工作なのではないか? と陰謀論さえ考えてしまいます。
やはり、あらためて新築する方々へも情報発信しなきゃ、と。
建てちゃったら、おうち削ってお庭のスペースを作る、なんてできませんからね。
そんな「ハウスメーカーによるお庭づくり妨害」の陰謀論("")を考えながら、歩道橋を下りて、街で人気の蕎麦屋さんの前を通りました。
趣のある構えの店先には、古材で作られた大きな木鉢。
古木の梅の木が植えられていました。
そこには、淡い桃色を纏った白梅が二、三輪。
店先の小さなスペース。
梅の花を愛でながら、それでも望むご家族に、心から望むお庭をプロデュースしなければ、と思い直したのでありました。
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