土中環境 | shino-sora garden

森に学ぶ
水と空気が循環する庭つくり

豊かな森。

そこには数えきれない微生物と菌が作り出した、豊かな土壌があります。

厚く降り積もった落葉は、栄養豊富な腐葉土へ。

枯れ落ちた枝は、土中で分解されウロになり、水と空気を循環させる水脈へと機能を残します。

shino-sora gardenの庭つくりは、そんな自然の仕組みに学ぶ土中の環境改善から取り組みます。

風雨が作り出す尾根や谷の形、

水が動き、ふんだんに酸素が供給される土の中の環境。

豊かな森をお手本とした庭作りを目指しています。

植物や生き物が生き生きと育ち、大地が呼吸する庭。

それは、次世代の子どもたちが生きる、美しい地球を取り戻すお手伝いにもなります。

宅地用として平坦に造成された土地では、水が動きにくくなります。

庭となるエリア全体を見て、自然な高低差をつけながら、谷や沢を模した造作を行います。水が浸透しにくい土壌では、川の侵食や田んぼのひび割れに学び、水が緩やかに動く水脈造作などを施します。

竹や枝などの天然素材を使い、地表と土中を繋ぐ通気浸透穴を造作。根回りの適度な通気と、水の速やかな浸透で、樹木の根の発育や土中の微生物への豊富な水分と酸素を供給し、滞水による根腐れを防ぎます。

また、多孔質の竹炭や、ケイ素が豊富な燻炭をふんだんに使い、微生物や菌による豊かな土づくりを促進します。

庭つくりの資材には、たくさんの落ち葉や枝、竹炭、ウッドチップなどの天然資材を使います。水や空気が循環する土の中では、菌糸がつながり合い、微生物が有機物を分解します。これにより、化成肥料に頼らない永続的なエコシステムが作られていきます。