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終の住処の庭
南外輪山が一望できる別荘地。
広大なエリアをデザインするために、工期は3期まで続き、着工から竣工まで約2年を費やしました。
shino-sora garden初めてのプロジェクト。
Before
ご夫婦で、移住した南阿蘇。
程なくして奥様に先立たれ、広い敷地に囲まれた山小屋は寂しさを湛えていました。
芝が張られただけの広い敷地。
引きこもりがちだった保護犬たち。
最初は、奥様のお友達が気軽に訪れてくれる場所に整えたいとのご要望。
瞑想セッションをすると、「自分が本当に居心地よく安心できる、終の棲家を作りたい」という本当の望みへ。
新たな人生へ再生していくプロジェクト。
After
玄関アプローチは紅葉が美しい小道へ。
中庭へと続く東側の通路は、日除を外して、奥様が植えられていたハーブと調和するよう、常緑と宿根草の美しいトンネルに。
中庭の広い敷地は、季節を感じる木々と宿根草で彩りました。
引きこもりがちだった犬たちが、敷地全部をのびのびと自由に走り回れるように、境界を塞いでいた板を外し、新たに枕木とアイアンの柵を設けて、南・東・北のお庭をすべて繋げました。
空間すべてに新しいエネルギーが行き届き、お庭と阿蘇の風景がすべて繋がるように調和。
工事は長期に渡り、約2年を経て姿を表した庭は、図らずも亡き奥様のイメージを映し出しました。
「妻はこんなお庭を作りたかったんだな」
竣工の春。
木々の間を駆け回る、犬たちの姿がありました。
動画で観るこのお庭作りのストーリー
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